熱中症対策グッズ

屋外作業がほとんどの建設業で使用されている熱中症対策グッズを紹介しましょう。
建設業だけではなく、いろいろなところで利用できるはずです。
熱中症対策を怠ると、生命の危険を招くことになりますから、企業では確実な対策を実践しています。
ただ、それでも熱中症で倒れてしまう人が少なくありません。

 

本人も作業監督者も予想できないほどの環境変化に体がついていけなくなっているのでしょう。
さて、熱中症対策グッズですが、大掛かりな構造ではなくちょっとしたスペースを活用したグッズがメインとなります。
例えば日よけテントや休憩用ベンチ、送風機や冷風機も効果的でしょう。

 

冷風機には霧を発生させて乾燥した空気の湿度を高めるミスト発生機能を持ったタイプがよく利用されています。
もちろん、作業現場に水道がなければ、水分補給用のペットボトルやそれを入れておくクーラーなど準備しておけばいいでしょう。
建設業に限らず、屋外作業は体力を消耗しますから、適切な休憩を取ることが重要となります。
もちろん、休憩中は涼しい場所を確保しておかなければなりません。

 

また、現場によっては交代で作業をしなければならない場合もあるでしょうから、現場監督者が各人の体調管理をしておかなければなりません。
ミスト発生器にはいろいろなタイプがあります。
大型タイプから小型まで利用形態に合わせて準備しておくといいでしょう。
それから、個人レベルで涼しい環境を作り出すためのグッズもあります。
建設業ではヘルメット着用が必須ですが、通常のヘルメットでは頭部に熱が籠ってしまいます。

 

それを避けるために小さな扇風機がついたヘルメットも販売されています。
熱中症では脳への血流不足が原因でめまいや立ちくらみをすることが一般的です。
頭部を冷やすことができれば、かなり熱中症対策として効果が期待できます。

 

また、ヘルメットと頭部の間を冷やすためのキャップもあります。
ヘルメットと頭部にすき間を作り、通気をよくするだけでも体感的な涼しさがアップします。
首回りなども保冷剤を入れたマフラーに似た商品も販売されています。
長袖作業服にも小型の扇風機で風を送れるようになったタイプがあります。
いろいろな熱中症対策グッズがあります。